授業「詩・短歌をつくる」で穂村弘氏講演会

11月24日(日)塩尻のえんてらすで行われた「穂村弘 言葉の不思議」(信州しおじり本の寺子屋講演会)に、「詩・短歌をつくる」履修者の有志の学生と参加しました。

穂村さんは、たくさんの具体的な言葉や短歌を示しながら、高度化した「社会」の価値観の一元化の怖さや、その外側に広がっている「世界」についての言葉が短歌の使う言葉であることなど、ユーモアも交えて語られていました。

学生は「今まで参加した講演の中で一番おもしろかった」とのこと。きっとこれから作る短歌も、よいものができるでしょう。

終了後、サイン会があり、この本は、それぞれ宝ものになったと思います。

塩尻図書館のご担当の方のお口添えで、なんと写真も撮らせていただくことができました!そして握手も!ありがとうございます♪

穂村さんはおだやかでとてもやさしい方でした。

 体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ

 終バスにふたりは眠る紫の<降ります>ランプに取り囲まれて

                     穂村 弘