♡ღ .:*障がい児保育*:.ღ .:*手話特別講座.:*ღ♡

本日の4限の『障がい児保育』の授業にて

上伊那福祉事務所の中山さま、

長野県聴覚障碍者協会の保坂貞子さまを講師にお迎えし

特別講座が行われました。

 

講師の保坂さまの手話と、スライドを見ながら

アシスタントの方が手話を通訳してくださり講義が進んでいきます。

 

豊南短大では『手話』の授業もありますが

ろうあ者の方々が実際どのようなことに困難を感じるのか、

幼児期からどのような成長過程や学習過程を経るのかをお聞きするのは初めての学生がほとんどでした。

 

以前の養護学校では

聾唖の方に『話す』よう訓練する教育方針で、

それはとても苦しいやり方だったとのこと。

 

現在では手話を法的にも『第一言語』として認め、

様々な補助的なツールを使いながら、

相互理解を図ることが求められているそうです。

手話がたとえできなくても、

聾啞の方々とコミュニケーションを図る方法はいくつかありますが、

その中でも「口話」:こうわ、の難しさを実際にロールプレイをして体験から学びます。

 

口を大きくはっきりと動かして、

身振り手振り、表情も添えて

一生懸命に相手に伝えようとする幼児教育学科に学ぶ1年生たちの姿がとっても素敵でした。

 

貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。